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「紋」 MON ・ MON kyoto

スコットランドのタータンチェックには、家系に受け継がれたチェック柄があるように日本にも
「家紋」があります。家紋はそれぞれの家系に伝わる大切な「印」・・・
家紋には様々な想いが込められており、その図柄は変化にとんで面白く謎めいています。
「桜紋」に見られる情緒は、日本の心、散りゆく花、朝日ににおう山桜などの情景とともに
・・武士道・・などの精神世界までも表しています。

 

Kamon is the significant symbol of
the family which has been transmitted
from long time ago.
In which different dreams and various
history were compacted to make
patterns like the SAKURAMON.
Sakuramon presents an atmosphere
of the bloom and falling sakura petals.
This also shows spiritual feelings
of the Samurai world.

MONは、家紋のMONでもあり「自分の・私自身の」というフランス語の意味も兼ねます。京都の伝統の技術をMONのスタイルで販売できればとの思いから生まれました。家紋という伝統の文様に重ねて、京都らしい日常使いが出来るブランドを作りたいと思いました。家紋の魅力を伝えた商品が溢れるようになり、やっと市民権を得た家紋。戦国武将ブームも追い風となり広く家紋に代表される戦後失われた日本古来の文化の一つが私たちのアイデンティティーを代表し支えます。海外ではJapanをうまくファッションに取り入れパリコレ等で発表されてきました。日本のテキスタイルデザイナーは、その手助けをしてきた一面があります。ルイヴィトンのモノグラムも家紋がベースなのは有名な話です。私たちの手で家紋の面白さを伝えることはできないのでしょうか?海外用のデザインをしていた経験はMONに色濃く生かされています。ヨーロッパ的な色モチーフの扱い方など、私から生まれるデザインは日本的でもあり、ヨーロッパのテキスタイルの伝統をも踏まえたものに仕上がります。それも引き継がれ変化して継承される伝統の形の一端だと思えるのです。あまり知られていませんがハワイのインテリア文化を創った日本のデザインスタジオがあります。インダストリアルデザインではデザインの重要性も価値も認められていますが知られていなくとも無名のデザインスタジオやデザイナーや職人さんが文化に影響を与えます。戦国武将ブーム・個紋ブームのなか、MONも日本の持つ良さを伝える一端を担えれば幸いです。

山倉かずみ