2019
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家紋あれこれ
study-kamon
no1.花見小路界隈
花見小路で見られる家紋の歴史
肺炎が話題になって、アジアの観光客は少し落ち着いたようです。
武家文化の象徴:弓矢
祇園の中でも最も格式の高い、由緒のある「お茶屋」。
歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」にも登場する歴史的なお茶屋で、元々の屋号は「万亭」でしたが、この芝居が大当たりし、世に知れ渡るようになると、実在の屋号までが芝居の中で使われた「一力」と言う名で呼ばれるようになりました。
「ふと輪に矢筈」家紋・・・ 武士道を別名「ゆみやのみち」といい尚武的な意味を持ちます。
武家の家紋として有名です。
花街を彩る紋:蔦
花見小路奥の右並びのお店 糸輪に蔦江戸時代松平氏が用い将軍吉宗臥使用して広まり、富田氏 高安氏 の紋としてあげられ 芸子も蔦紋を好んだ理由は 文様の美しさだけでなく負けずに繁る力強さゆえかもしれません。
正倉院の時代から受け継がれる唐花菱
美登幸の暖簾に 丸武田菱が施されています、武田信玄の家紋です。2019年7月10日–高橋会館と隣接する老舗お茶屋「吉うた」や京料理店「美登幸」など5棟の計延べ約600 平方メートルが焼けました。
まじないの恩恵で安寧を:中陰右二つ巴
中陰右二つ巴 防火のまじないとされたが武家では東国の諸家が用い巴紋が弓矢の神宇佐八幡宮でつかわれたため神助をうけるため武士が好んだ家紋です。花見小路には武士の家紋がいっぱいです。